中野が嫌いになりそうだ

 …疲れた疲れた疲れた。
 これで終わろうかと思ったんですけどねえ。楽しい話がほとんど出て来ないんだから、書かずにスルーとも思ったんですが。えーっと、銀魂のイベント@中野サンプラザ、行って来ました。行って来ましたが。この先、楽しい有益な情報は何一つ出てきませんので、それを期待していらした方は他の方のところに即行っちゃって下さい。
 まずね、アニメがらみのイベントって生まれてこの方行ったことないわけよ。情報としては聞いてて、それなりに覚悟して臨んだわけですが…甘かった。オレは舐めてたよ。なんか開場待ちの段階から違ってた。…空気が違う… 違いました、とにかく。待ってる間に心の中でピーコみたいなことやってたの、オレ初めてだよ。
 それはそれで、実は大した問題じゃなかった。肝心のイベントがなあ。銀魂だから別にグダグダでも構わないんだけど、グダグダにはグダグダのリズムがあるわけよ。それを司会が滅茶苦茶にしてた。ありゃ凄かった。段取りを重視する余り、進行がガタガタ。ギャラ貰ってあれは酷い。本当に途中で出ようかと思ったぐらい。あれなら、阪口さんは卒業生側だから無理だったとしても、高松さんでも藤田さんでもプロデューサーでも、身内がやった方がはるかに良かったのでは? だいたい「卒業式」なんて身内で仕切るもんでしょうが。
 で、行ってみてわかったんだけど、いわゆるライブと違って逃げ場がないんだよねー。ライブは意外と観る側に自由があって、俯瞰してても居場所があるんだけど、ない、あれはないわ、居場所が。楽しそうな、夢中な皆さんの中で引いてるオレ。居心地悪いの何の。
 アンタ何しに行ったんだ?って感じだよね。そうだなあ、冒頭、サンプラに大音量で響き渡ったbaseballbearの新曲を聴きに行った、みたいな? …酷いな、オレが酷い。まあでも勉強になった、この表現が正しいかは別として、発見はありました。
杉田智和は意外だが非常に音楽的である。リズムの話。
小林ゆうは過剰だがそれが素晴らしい。歪みまくったギターが美しいのと同じ。
中井和哉は…これはちょっとまた別の機会に。そんな機会があればだけど。
 杉田は若本さんの真似をよくしてて、それが似ているが故に音楽的要素は皆無と思ってたんだけどね(何せ若本さんはそれ自体音楽みたいな人だから)。んなこたあなかった。リズムの感覚がすっげー面白い。ペース弾かせたら面白れぇだろーなー。
 ハイ、以上です。サンプラはさ、最近こそあんまり縁なかったけど、ジョニー・マー@ザ・ザを最前で観た想い出の地なんだよね…。いい思い出だけを心に、去ります。