Noel or die、その後

 その後っつってもね、例の女子がどうなったとかって話じゃあないですよ。(オチ?としては、兄ちゃんがサインした“Noel or die”ポードを懲りずにその追っかけちゃんは掲げてたそう) 折角なんで先生に、日本で一番売れている翻訳家にしてこれまたこの時期半端なく忙しい大学教授である柴田元幸先生に、Noel兄ちゃんの原文の方を読んでいただいて、感想を聞いてみました。
「それってノエル命ってことですかね。いかにも英語らしいけど、英語じゃないのか……ふーん」
 あーでもそれなら「ノエル命」なら納得。「Noelか死か」よりはずっと届くというかわかる。その女子がどう思って書いたかは別として。そして肝心の兄ちゃんには正しく伝わってないことも別として。
 …先生、海外から戻られたばかりでホンット忙しい時に、有難う御座います。そして何だかゴメンナサイ。こんなどうでもいいこと訊くの、オレぐらいですね。でもおかげで表現の勉強になりました、大袈裟でなく。きっとまたたぶん、どうでもいいようなこと訊くと思います。許して下さい。

少女少年小説選 昨日のように遠い日

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